あれは忘れもしない2年前の冬のことで毎朝鏡を見るたびに髪のボリュームが減っていくような気がしていましたが最初は気のせいだろうと自分を騙して過ごしていましたが決定的だったのは黒いコートの肩に降り積もった大量のフケと抜け毛を同僚に指摘されたあの一瞬であり恥ずかしさと情けなさで顔から火が出るような思いをしました。それまでの私は冬になれば肌が乾燥するのと同じように髪もパサつくのは当たり前だと思って何のケアもしていませんでしたが頭皮はカサカサに乾いて砂漠のようになっており痒みを伴う炎症も起きていて指で軽く髪を梳かすだけでパラパラと毛が落ちてくる状態はまさに冬の薄毛地獄と呼ぶにふさわしいものでした。このままでは春を迎える頃には本当に禿げてしまうという危機感に駆られた私はネットでありとあらゆる情報を検索し自分の薄毛の原因が冬の寒さによる血行不良と極度の乾燥にあることを突き止めそこから私の必死の頭皮改善プロジェクトが始まりました。まず着手したのはシャンプーの見直しでありそれまでは洗浄力の強い安価なシャンプーを使っていましたが頭皮の油分を取りすぎて乾燥を招いていることに気づき保湿成分がたっぷり配合されたアミノ酸系のシャンプーに変え洗髪後には必ず顔と同じように頭皮専用の保湿ローションを塗ってマッサージをすることを日課にしました。また体の内側からの冷えを解消するために毎晩必ず湯船に浸かって全身を温めお風呂上がりにはストレッチをして血流を良くすることを心がけ食事も体を温める生姜や根菜類を積極的に摂るように意識改革を行いました。最初はなかなか効果が見えず不安な日々が続きましたが継続は力なりという言葉を信じてケアを続けていると1ヶ月が経つ頃には頭皮の痒みが治まりフケが出なくなり3ヶ月が過ぎて春の兆しが見え始めた頃には抜け毛の量が明らかに減って以前のようなハリとコシのある髪が戻ってきているのを実感することができました。そして桜が満開になる頃には私は自信を持ってコートを脱ぎ捨て堂々と街を歩けるようになり同僚からも髪が綺麗になったねと褒められるまでに見事に復活を遂げることができました。この経験を通じて私が学んだのは冬の薄毛は決して治らない不治の病ではなく自分の体からのSOSサインであり正しい知識と適切なケアを持って向き合えば必ず応えてくれるということでありもし今あなたが冬の抜け毛に悩んで暗い気持ちになっているならどうか諦めずに自分を労るケアを始めてほしいと思いますし私の体験がその一歩を踏み出すきっかけになればこれほど嬉しいことはありません。
私が冬の大量抜け毛を克服し春に笑顔を取り戻すまで